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クレムフカ 未勝利戦

クレムフカ基本情報

募集総額(円) 7,200,000
一口あたり(円) 18,000
 シニスターミニスター
 ヴァドヴィーツェ
母父  エリシオ
性別  牝
生産者  奥山博
調教師  矢野英一
活躍兄姉  なし
備考  三次募集

クレムフカは2016年ノルマンディーオーナーズクラブ3次募集の中の1頭で、一口あたり18,000円という破格の安さで募集された。

つい最近始まった2017年3次募集のラインナップにもシニスターミニスター牝馬がいて、注目を集めるタイミングで出走した。

注:配合はワイエムサチと全く別タイプ。

このレースには力の抜けている馬が2頭いて、クレムフカは16頭中11番人気の評価だった。

そしてレースは大方の予想通り2強が1,3着に入る。クレムフカは勝ち馬から3.0秒離された13着に終わった。

クレムフカ

祖母コンクラーベは夏の小倉で活躍したのでクレムフカも夏に飛躍を遂げるかもしれない。頑張れ!

 

 

 

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シシオウ ひめさゆり賞

シシオウ今度は福島へ。

7か月ぶりのレースを勝ったシシオウは中3週開けて福島10R3歳500万円クラスのひめさゆり賞に出走した。

ひめさゆり賞は1か月後の京都新聞杯あるいはプリンシパルステークスのステップレース的な位置づけになっていて、栗東からも実力馬が多数出走してきた。

このレースで注目を集めていたのはインシュラー。インシュラーと言えばクリュティエの新馬戦で強い勝ち方をした馬だ。

インシュラーファンのネット上の書き込みを見ていると、ひめさゆり賞は通過点で既にダービートライアルを見据えた書き込みがチラホラと見える。

ここはインシュラー陣営の脚元をすくってクリュティエの敵をとってやってくれ。シシオウさん頼んだよ。

シシオウ パドック01

ぎろり。

相変わらずの目つきだが、前走に比べたら随分穏やかに見える。踏み込みにも力強さを感じる。

シシオウ ひめさゆり賞01

この面子に混じっても全く見劣りしない。これはひと仕事やってくれそうな雰囲気がする。

インシュラー パドック

ライバルのインシュラーは高そうな馬だが、気持ち元気が無かったように見えた。

新馬戦を勝って以来の実戦だったから本調子ではないかもしれない。

シシオウ 荻野極

シシオウと荻野極ジョッキー。新コンビにシシオウファンの期待が圧し掛かる。

単勝は5.5倍の2番人気。ノルマンディーファンの応援投票を差し引いても買い被られたか。

シシオウ ひめさゆり賞 本馬場

福島のターフにシシオウが登場。福島競馬場は本馬場と観戦エリアが近い!

自分の競馬をすれば結果はついてくるくらいシシオウの状態は良く見えた。

ひめさゆり賞

ゲートが開いてシシオウはまずまずの出。前走は二の脚が速くて直ぐに自分のペースに持ち込めたが今日はそうはならず、1周目の直線半ばでジョッキーが促してようやくハナに立つ。

最初のコーナー、ここでペースを落ち着かせてシシオウを楽にさせたい。荻野極騎手は12.3-13.1とスローペースに持ち込む。

ところが2コーナーを周り向こう正面に差し掛かる所で05番ドリームソルジャー騎乗の秋山真一郎が外から被せてきた。そしてレースラップが13.1-11.6と一気に1.5秒も速くなり、逃げ馬には厳しい展開となる。2011年天皇賞春でトゥザグローリーがナムラクレセントに潰された場面が脳裏をよぎる。

またこの場面でシシオウは首を上げてバランスを崩してしまうアクシデントが起きる。

すぐさま立て直して事なきを得たように見えたが、4コーナーでこれまでの器用な立ち回りができていない。直線は勝負にならず流れ込む形でゴールへ。

事後の獣医による馬体診断と関係者のパトロールビデオチェックによれば、シシオウはドリームソルジャー号に寄せられたときに股関節靭帯を痛めた可能性があるとの事。

シシオウの福島遠征は10着敗退に長期戦線離脱と最悪の結果となってしまった。

ひめさゆり賞 ミッキースワロー

勝ったのは06番ミッキースワロー。直線残り200mから素晴らしい脚を披露して先頭に立つと、最後は余力を残して1馬身1/4差をつけてゴール。

パドックの気配が良く、展開は向き、現時点の完成度も高かった。昇級の次走も有力だと思うので覚えておきたい。

一方で1番人気のインシュラーは9着。出遅れ、道中の不利、直線の位置取り、ちぐはぐなレースになってしまったようだ。

青写真通りに物事は進まない。競馬で勝つ事の難しさを痛感したレースだった。

 

 

 

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ミュートロギア 4歳以上500万下

この日はシシオウが10レースのひめさゆり賞に出走するので、その応援のために福島競馬場へ。ミュートロギアは6レースの4歳以上500万円クラスの競走に出走した。

ミュートロギアは栗東・昆厩舎に入厩して3歳2月に芝1,800m戦でデビューし5着に入る。その後勝ちきれず同年秋に園田へ移籍。園田で2戦2勝の成績を収めた後、美浦・黒岩陽一厩舎へ転厩。

500万クラスで二桁着順負けを喫しているが、着差は確実に詰めているので遠くないうちに何かしてくれそうな予感のする馬である。

ミュートロギア 福島4歳500万下02

鞍上は木幡初也ジョッキー。この日で3戦連続騎乗となる。

好スタートから好位置を獲得。

ミュートロギア 福島4歳500万円下

直線に入っても先頭を譲らず見せ場タップリ。

15頭立て13番人気で5着と良い意味で予想を裏切ることができた。

次は4月23日(日)福島7レース1,700mを木幡初騎手で。馬券圏内の見えるとことまで成績を伸ばしたい。

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ノルマンディーOC 2015年産募集馬雑感

こんばんは。

2017年の皐月賞は松山騎手初G1勝利というメモリアルなレースとなりました。シシオウを勝利に導いてくれた松山騎手が栄誉を手にしたので、馬券はさっぱりでしたが良い皐月賞だったと思います。

さて、先週にノルマンディーOC3次募集の動画と測尺が公開されました。

追加募集の盛り上がりがひと段落したタイミングで、素直な感想を書いてみました。

パドックで馬を見て馬券を当てた事がないレベルの選馬眼なので、馬体の心得の有る人が見たらかなりいい加減な感想に見えると思いますが、そのいい加減さを楽しんで頂けたらと思います。


月日 体高 胸囲 管囲 体重
ガトーショコラの15 5/28 154 176 20.0 470
シチリアーナの15 5/10 158 180 21.0 482
シャルマンレーヌの15 3/14 158 187 20.0 519
シンシンパッションの15 3/21 161 186 21.0 508
ミラグロレディの15 5/10 156 179 19.5 436
ワイエムサチの15 5/14 158 183 19.5 462
Harland’s Pantherの15 4/25 158 181 19.5 458

ガトーショコラの15

リズミカルに歩いていて良さそうに見えました。3次募集の中で最も体高が低いのでそう見えるのでしょうが、血統及び兄姉の実績通り短距離向きであるように思います。

栗東か栗田博厩舎に入っていたら出資に前向きになっていたと思います。


シチリアーナの15

血統から最も注目した馬。体のサイズは好みで文句無し。動画は同じアイルハヴアナザー産駒のアナザートゥルースの募集時と比べて観察しました。

アナザーTがキビキビとして良く見えたので相対的に地味に映りましたが、3次募集の馬と1次募集で2戦2勝の馬との比較ですからそうなって当然でしょう。

向こう(アナザーT)は2,880万円でこちらは1,200万円。ほぼ4掛けの値段でこのデキなら良いんじゃないですか?依然出資したい1頭です。


シャルマンレーヌの15

血統が良さそうに見える1頭で、スピード不足を心配している馬です。動きが良ければの願い空しく重苦しさを感じました。

500kg超えの2歳馬ってどの馬もこんなものでしょうか?判断付きかねるので意欲後退です。


シンシンパッションの15

ノルマンディーOCにおいて頼りになる厩舎の1つ栗田博厩舎の馬ですから、悪くなければGo!という甘々のボーダーラインです。

サイズは文句無し。動画は血統のイメージを超えることも下回ることも無し。

大化けする予感が無さそうな点を自分なりにどう評価するか。

この馬が新規出資馬ならいざ知らず、追加出資するならワクワクする部分が欲しいですからね。慎重に判断したいと思います。


ミラグロレディの15

足の運びが他の馬と違ったのが気になりました。栗東の厳しいトレーニングに耐えられるのか。

血統もブラックタイド産駒は注目しているのですが、Lyphard4×5、Northern Dancer5×4のたすき掛けクロスが好みではありません。

好みでない血統にお金を払う所までの出来栄えにないので見送りです。


ワイエムサチの15

例に漏れず小柄なシニスターミニスター産駒っぽい雰囲気ですが、スケールの大きそうな馬に見えました。

管囲19.5cmに合う馬体重であればヨシでしょう。シシオウでお馴染みの斉藤崇史調教師ですし注目です。

前のエントリーでも申しましたが、これまでのシニスターミニスター産駒とは異質で大化け感が高く、そこに22,000円は安いと思っています。


Harland’s Pantherの15

予算オーバーなので検討のラチ外ですが、動きは良く見えました。


話は変わり、今日の中山4Rにベルウッドデナリという馬が出走しました。

父マツリダゴッホ母タニノエクセレント。そう、ミラビリアの全兄です。

このベルウッドDの走りを通じてミラビリアの1年後の姿を想像してみようと思い数走前から追跡しています。

スピード不足気味でかつダートが不得手の馬で、3歳年明けまでは苦戦しかしていませんでした。

時は3歳の春となり、芝長距離の番組が始まってからは少しずつ見せ場が出始め、ついに今日は3着に!初の馬券圏内に入りました。

先行して粘る根性も後方からキレる脚も無く、流れ込んで上の着順を目指すスタイル。

いかにも勝ち味の遅いタイプですが、何とかなりそうな気がします。

早く1つ勝ってミラビリア出資者をほっとさせて欲しいです。

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ノルマンディーOC 3次募集 血統分析

ノルマンディーオーナーズクラブ2016-2017年シーズン3次募集の馬が発表されました。

前からチェックしていた馬の募集が今回も無かったのは残念でしたが、募集馬の血統は中々見所があります。

昨年の3次募集はもちろん、今季の2次募集と比べても互角以上のクオリティです。

私の血統的な好みはNo.32シチリアーナの15、No.33シャルマンレーヌの15です。

出資は血統の他に厩舎、馬体、金額を考慮した総合的判断になるのでNo.32、No.33に即決出資とはなりませんが、動画や他会員の評判等を見て良さそうであれば踏み込んで考えたいと思います。

以下は今回の3次募集馬の血統分析です。お時間ございましたらご覧ください。


ガトーショコラの15

募集総額(円) 10,800,000
一口あたり(円) 27,000
 ジャングルポケット
 ガトーショコラ
母父  フジキセキ
性別  牡
生年月日 2015年5月28日
生産者  石田英機
調教師  清水英克
活躍兄姉  ルルパンブルー
備考  三次募集

全姉に2007年カンナステークス(OP芝1,200m)と同年フェアリーステークス(G3芝1,200m)を勝ったルルパンブルーがいる。なおルルパンブルーは2008年ファルコンステークス(G3芝1,200m)で3着に入っている。

全兄姉は沢山いるがルルパンブルーを除き地方ダート短距離を主戦場としている。今回ノルマンディーで募集するという事は中央でも通用する出来ということか。

配合はNasrullahを中心に組み立てられている。AlmahmoudからHyperionのスタミナを補給している可能性はあるが圧倒的にスピード優位。シンプルにまとまっていて仕上がり易そう。

全姉の実績通り、平坦芝短距離で勝負したい。早期完成型の馬だが、ルルパンブルーの現役時代とは比べ物にならないくらいノーザンファーム系の馬の完成度が高くなっているので、その辺りの馬を蹴散らして勝ち上がるのは難しそう。3歳ローカル未勝利戦で1勝して、その後短距離戦でコツコツ稼ぎたい。


シチリアーナの15

募集総額(円) 12,000,000
一口あたり(円) 30,000
 アイルハヴアナザー
 シチリアーナ
母父  メイショウオウドウ
性別  牡
生年月日 2015年5月10日
生産者  岡田スタッド
調教師  松山将樹
活躍兄姉  なし
備考  三次募集

Mr.ProspectorをクロスさせずLyphard6×4の中にクロスを集めたセンスの良い配合。

ご存知の通り、アイルハヴアナザーの父の母はプリンセスオリビアで、トーセンラーおよびスピルバーグの母でもある。なのでLyphardクロスを作ると自動的にトーセンラー、スピルバーグと近い配合形態となる。

※注釈:Lyphardの他にMr.Prospector、Roberto、Danzig、Sadler’s Wells、Nasrullah系のクロスを作ってしまうと別形態になる。

当馬は上記G1馬2頭と違いHail to Reason、Raise a Native、Never Bend系列ぐるみクロスも前面で主張してごちゃごちゃしている上にスタミナ系の血とLyphardの連携がスッキリしていない。したがって値段も証明しているようにG1馬2頭の潜在能力には少し及ばない。

完成は早そうで2歳戦から勝負になる。

BMS内にあるMajestic Prince(=クラウンドプリンス)が生きているのでダート巧者と思われるが、芝適性もありそうなので安易にダートを使うべきではない。

当馬はトーセンラーほど切れ味は無いと思われるので先行して粘り込む形を身に付けたい。

京都芝外回りコースが合いそうで、その意味で美浦入厩は勿体無い。


シャルマンレーヌの15

募集総額(円) 10,000,000
一口あたり(円) 25,000
 ノヴェリスト
 シャルマンレーヌ
母父  ダンスインザダーク
性別  牡
生年月日 2015年3月14日
生産者  岡田スタッド
調教師  矢野英一
活躍兄姉  なし
備考  三次募集

良い配合に見える半兄レーヌドコロール(父ハービンジャー)が20戦0勝なのが気掛り。当馬はNijinsky5×4にNight Shiftとノーザンテーストを、さらにスピードのGrey SovereignとMenowを加えたまとまりの良い配合。Nijinskyにクロスが上手く集まっている分だけ半兄より上か。

ドイツ系種牡馬のワークフォース産駒が日本の硬い馬場に泣かされているのでノヴェリスト産駒もダートを使われることになるかも。そうなればダートを得意とする厩舎なので、この馬の個性を存分に引き出してくれそうだ。

デビューは早いと思われるがスピード不足に泣かされて勝ち上がりは3歳以降か。ダート中距離で先行して粘り込むタイプ。


シンシンパッションの15

募集総額(円) 11,600,000
一口あたり(円) 29,000
 タイキシャトル
 シンシンパッション
母父  ヘクタープロテクター
性別  牡
生年月日 2015年3月21日
生産者  藤本牧場
調教師  栗田博憲
活躍兄姉  ホットファッション
備考  三次募集

半姉ホットファッション(父スペシャルウィーク)は10番人気で2歳500万クラスのサフラン賞を勝っている。

当馬はNorthern Dancer~Nearcticの位置が悪いのがどう出るか微妙だが、スピードの血が3次募集の中で最も豊富で短距離戦で活躍する姿が想像できる。

デビューは早い。3歳前半まで芝ダート問わず短距離で稼ぎたい。

この馬が栗田博厩舎に預けられるのは意外に思うが、そういえばディバインコードもBMSがヘクタープロテクターで、その辺りの繋がりで栗田厩舎で管理することになったのだろうか。


ミラグロレディの15

募集総額(円) 7,600,000
一口あたり(円) 19,000
 ブラックタイド
 ミラグロレディ
母父  マイネルラヴ
性別  牝
生年月日 2015年5月10日
生産者  中村雅明
調教師  杉山晴紀
活躍兄姉  なし
備考  三次募集

Lyphard4×5、Northern Dancer5×4のたすき掛けクロス有り。たすき掛けクロスがどう出るか。

Alzaoへのクロスの集まり具合とHaloの生かし方は悪くないが、ややぼんやりしている。

母ミラグロレディを活かすならばNashuaを使いたかった。なので父はブライアンズタイム産駒のタイムパラドックスやタニノギムレットが面白かったかも。

デビューはやや早く、ダート中距離で前崩れの展開のレースで着を拾っていきたい。


ワイエムサチの15

募集総額(円) 8,800,000
一口あたり(円) 22,000
 シニスターミニスター
 ワイエムサチ
母父  タバスコキャット
性別  牝
生年月日 2015年5月14日
生産者  浦河小林牧場
調教師  斉藤崇史
活躍兄姉  オウケンゴールド
備考  三次募集

Secretariat5×5とNever Bend7×5それにNative Dancer(ラムの母は全妹)8*7×7*5を起点としてA.P.IndyとMill Reefとラムを強調する配合。NasrullahとPrince Quilloを持ついわゆるナスキロ配合の血をこれでもかと集めている点に生産者のこだわりを感じる。

シニスターミニスター産駒にしては異質で未知の部分が多い。

Menow、Fair Trialのスピードが生きればよいが、牝馬にしてはかなり重厚な配合。ダート短距離を得意とする馬が多いシニスターミニスター産駒だがダート中距離でも軽さが足りないかもしれない。

デビューは早い。スピードの血が生きていればダート短中距離で先行粘り込みの形で勝機を見出したい。

なお生産者は5年連続シニスターミニスター×ワイエムサチの配合にチャレンジしている。父母の相性は良いと思うので是非成功して欲しい。


Harlan’s Pantherの15

募集総額(円) 28,800,000
一口あたり(円) 72,000
 Kitten’s Joy
 Harlan’s Panther
母父  Harlan’s Holiday
性別  牝
生年月日 2015年4月25日
生産者  Kenneth L.Ramsey & Sasrah K.Ramsey
調教師  高木登
活躍兄姉  なし
備考  三次募集

Northern Dancer、Hail to Reason、Nashuaを使ったアメリカンタイプの配合。

早期デビュー可能でダート中距離の適性が高い。仕上がり早を活かして関東オークスを狙いたい。

1つ上のブランメジェールとは別のタイプと考えられる。


 

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シシオウ 未勝利戦

悪夢の故障から7か月。眠れる獅子が目を覚ます。

シシオウは1週前の小倉競馬を使う予定だったが、もう一追い欲しい仕上がりだったため翌週の中京競馬にスライドする事となる。

それに合わせ鞍上は黛騎手から新馬戦で跨ってくれた松山弘平騎手に変更。後から振り返るとこの騎手変更が勝負の綾になっていたと思う。

この日私は朝早く東京を出発。東名高速道路の夜間工事による通行止めに遭い一旦高速道路を下りて厚木まで国道246号線を走る出来事はあったが、大きな渋滞に捕まることも無く開門前に中京競馬場へ到着。

天気は快晴。気温は3月中旬とは思えない暖かさ。本日一発目のレースは三連複を4点買いで的中。

今日は良い日だ。悪い事は起こりっこない。シシオウもきっと頑張ってくれるだろう。

もの凄く穏やかな心でシシオウの登場をパドックにて待つ。

お、シシオウが現れた。シシオウさん、ちーす。

シシオウ 未勝利戦

ギロリ。

シシオウの眼は血走り舌を出し明らかにカリカリしていた。前向きに捉えるならば気合乗りが良過ぎると言ったところか。

シシオウ 未勝利戦01

この未勝利戦は前走2着の馬がシシオウを除き3頭、3着経験馬が2頭いる中々手強いメンバー構成となっていて、前走でミラアイトーンと互角に渡り合ったからといって楽観できる相手ではなかった。

シシオウの単勝オッズは11.1倍の6番人気。体も気持ち緩かったしパドックの気配を考えても妥当な評価だったと思う。

シシオウは下見所で最後まで落ち着いた姿を見せることなく本馬場へ向かう。私も中京芝2,000メートルのスタート地点付近へ向かう。

ところで私はこの日が中京競馬場初訪問となる。見るもの全てが新鮮でまるで新馬の如く周りに気を取られていた。

中京競馬場 名鉄特急

おお!乗った事は無いし現在走っているかどうか分からないけどこれは名鉄の特急車両だ。

名鉄杯の絡みでこの車輛が中京競馬場の中にあるのだろう。とりあえず珍しいので撮影。

シシオウ 未勝利 本馬場

改めてこの日は素晴らしい天気。シシオウの復帰戦に相応しい競馬日和といえる。輪乗りも穏やかそうでいい感じだ。

あ。ここで重要な事に気づく。馬券を買い忘れていたのだ。

スタート地点から馬券売り場まで結構距離がある。今から売り場に行けばギリギリ間に合うかもしれないが、発走までにここへ戻ってくる自信は全く無い。

仕方ないので馬券を買うのは諦めてシシオウの応援に集中することにした。頑張れシシオウ!

シシオウ 未勝利 芝2,000m

スタートしました!

画像から分かるようにシシオウは抜群のスタートを切り、文字通り頭一つリードする。周りでハナに立ちそうな馬はいない。

ここで松山ジョッキーが機転を利かしてハナに立つファインプレーを見せる。そのままシシオウがレースを引っ張り、前半1,000mを62.0秒の絶妙なペースで逃げる。

シシオウのすぐ後ろにピタリと馬がつく展開で、決して楽な道中とはいえなかった。しかし初戦で手綱を握ってくれた松山騎手はシシオウを気分よく走らせる。

600mの標識付近、各馬ジワーッと上がっていく。ここで当初小倉でシシオウに騎乗する予定だった黛君騎乗の15番プロヴェルビオが外側に膨れて、このレースで2着となる17番チェスナットコートと接触してしまう。先頭を走るシシオウは12.5-12.1とペースを上げて最後の直線へ。

さあ直線の追い比べ。内をぴったり回って脚を溜めていた5番人気大野拓弥騎手騎乗の8番プレイングアローンがいい手応えで追い上げてくる。ここから中京の新名物、直線の坂だ。

中京競馬場の坂は勾配がきつく頂上付近から馬場を見ていると馬の姿が見えてこない。モニターを見ていなかったので、今どの馬が先頭なのか分からない。

すると一番はじめに姿を現したのは、なんと逃げていたシシオウだ!

シシオウ 未勝利 粘る粘るシシオウ

後続が必死に脚を伸ばす。しかしシシオウもまだ余力がありそうだ。

残り100mあたりでチェスナットコートが良い脚で獅子を捕らえにかかるがシシオウはぐいとフォームを沈めて粘る粘る!

ついにチェスナットコートに半馬身差まで詰め寄られこちらの心臓が止まりかけたが、思ったより早くゴール板が現れてシシオウが1着でゴールイン!長期休養明けのシシオウが2,000mを逃げ切って見事に優勝した。

単勝 14 1,110円 ワイド 14-17 1,540円
複勝 14 510円 08-14 1,570円
17 230円 08-17 1,200円
08 290円 三連複 08-14-17 10,780円
枠連 7-8 2,290円 三連単 14-17-08 55,670円
馬連 14-17 3,810円

好騎乗を見せてくれた松山騎手、休み明けでもきちんと仕上げた斉藤崇史調教師、そして実力を出してくれたシシオウ。人馬が力を尽くして掴んだ勝利。

日は昇り風熱く空燃えて。地平を駆けるシシオウを見た。

馬券は1円も買っていなかったし直線で声を上げていたわけでもないのにヘトヘトだ。

太陽は益々高く昇り競馬は続く。まだ2レースが終わったばかりだ。

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ホワイトファング 未勝利戦

ホワイトファング基本情報

募集総額(円) 14,000,000
一口あたり(円) 350,000
 アドマイヤコジーン
 スマートシンパシー
母父  ダンスインザダーク
性別
生産者 岡田スタッド
調教師 牧光二
活躍兄姉  なし
備考 一次募集

 

ホワイトファングは8月の新潟芝1,400mでデビューする。速いペースを2番手で追走して新潟の長い直線で力尽き5着に敗れる。

2戦目以降はダート1,200m戦のみを選び、2,3,2,3着の結果を残す。

コンマ差無し、0.1秒差負けのレースもあり、未勝利馬の中で力上位なのは確かだと思う。

ホワイトファング 未勝利01

この日は東京競馬場ダート1,300mの未勝利戦に出走した。

初コース。これまで木幡巧也騎手が全て騎乗していたが柴田大知騎手へ乗り替わり。5戦続いた1,200mから100m伸びる初の1,300m。死角は少なくない条件だ。

マイネルホウオウでG1を勝っているベテランジョッキーなので無様なレースはしないだろう。距離が延びると言ってもたった100mだし新潟千四を経験している。

自分に言い聞かせるには少々説得力を欠いていると思っていたら、不安は的中。道中はチグハグな走りになり直線で失速。勝ち馬から2.8秒離される10着に敗れた。

ホワイトファングの実力からすれば未勝利は適正な居場所とは言えない。早く次のステージへ進みたかったのでこの敗戦は痛い。

春の中山あたりに目標を定めて次戦で決めたい。

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クリュティエ 新馬戦

クリュティエ基本情報

募集総額(円) 10,000,000
一口あたり(円) 25,000
 マツリダゴッホ
キョウエイハツラツ
母父 オペラハウス
性別
生産者 岡田スタッド
調教師 松山将樹
活躍兄姉 リッカルド
備考 四次募集

クリュティエはクロス数は少ないがスピードの血を押さえている配合で、配合表を見ただけ走る手ごたえを得た馬だ。

ただ私はクリュティエに出資するお金が無くて、出資欲を必死に我慢し、募集締め切り日が過ぎるのを待つしかなかった。

そんな出資欲を我慢している時期にクラブがリオデジャネイロ五輪キャンペーンという気の利いたサービスを打ち出してくる。苦しさに追い打ちをかけられた思い出の一頭である。

あの苦しさから約半年、クリュティエが東京競馬場でデビューする。見に行かないわけにはいかなかった。

下見所周回時点で16頭中12番人気の低評価。気配は悪くないのに何が嫌気されたのか全く分からない。

鞍上は直前の5レースで同期のダイバージェントに騎乗してくれた山本聡哉騎手だ。

血統良し、気配良し、鞍上良し。

私はクリュティエを軸にして相手を多めにした待ちの広い三連複馬券を購入。当たる気しかしなかった。

レースは前半36.6後半36.2と新馬戦にしては厳しいラップになったが、山本聡騎手は中団よりやや後方という抜群の位置取りで道中を進めてくれ、単勝1.9倍の圧倒的1番人気インシュラーを左前方に見る。

最後の直線500m。馬群で折り合っていたクリュティエの前方がバーッと開けた。坂の上りで追い出しに入るとクリュティエが鞍上の指示に応えて弾けた。

私は長年の競馬キャリアからクリュティエは残り200mでインシュラーを捕えると直感した。が、インシュラーが脚をたっぷり残していた事にまるで気がついていなかった。

インシュラーはルメールのゴーサインに軽く反応し加速する。必死で食い下がるシングンマイケルを横目に半馬身差をつけてゴール。スマートで力強い勝ち方だった。

クリュティエはよく頑張ったが0.7秒差の4着まで。

この日の走りができれば今後の未勝利戦は楽々通過できると思う。今後の馬券妙味は薄れてしまう見事なデビュー戦だった。

 

 

 

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ダイバージェント 未勝利戦

ダイバージェント基本情報

募集総額(円) 7,600,000
一口あたり(円) 19,000
 ハーツクライ
マイネコンテッサ
母父 ペンタイア
性別
生産者 ビッグレッドファーム
調教師 堀井雅広
活躍兄姉 なし
備考 五次募集

2016年時点のノーザンファーム産でオスのハーツクライ産駒の相場は最低でも一口100,000円前後になるが、当馬は一口19,000円と破格だ。

値付けに慣れていない担当者がうっかり安く値付けてしまったとか何とかのレベルではない驚きの安さ。きっと素人には分からない理由があるのだろう。

ただ一口馬主の世界において安さは説得力の有るセールス文句で、マイネコンテッサの14はあっという間に満口となった。

会員に愛された当馬はその特徴的な体型からダイバージェント(異端者)と命名された。愛されてるのか。

血統からダイバージェントを分析すると、現代競馬で通用するスピードの血が不足しているが、9代目に存在するLady Josephineの決め手が生きていれば何とかなるだろう。

ダイバージェント

とにかく1つ勝てば長く楽しめそうな1頭。デビューは暮れの中山で勝ち馬から0.9秒差の11着。変な言い方をすると希望の持てる負けっぷりで、次走以降の変わり身次第といった内容だった。

そして2走目は年明けはじめの東京開催となった。

ダイバージェント003

鞍上には2016年度岩手競馬リーディングジョッキーの山本聡哉騎手。

ダイバージェントは積極的に2番手のポジションを取り、逃げる1番人気グラドゥアーレをマークする形に。

直線に入ってもダイバージェントはしっかりと走った。ただ周りも自分の力を発揮したのでダイバージェントは勝ち馬から1.7秒離された15着に。1番人気のグラドゥアーレは2着に終わった。

今日の走りを見ている限り、いつになるか分からないけど1つ勝てる日は来そうな気がする。

集中力が足りない、フォームが無茶苦茶、ササる、膨れる、といった絶望的な要素が見当たらなかった。

体型に関しても周りの馬と比べてさほど見劣りはしないし、ここから秋の福島開催まで無事に成長すれば1勝はできそうだ。

 

 

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ディバインコード 京王杯2歳ステークス

ディバインコード基本情報

募集総額(円) 13,200,000
一口あたり(円) 330,000
 マツリダゴッホ
 ツーデイズノーチス
母父  ヘクタープロテクター
性別
生産者 岡田スタッド
調教師 栗田博憲
活躍兄姉 ワンスインナムーン
備考 一次募集

ディバインコードは7月に福島芝1,800mでデビュー。

余裕ある手応えで4角を回ってきたように見えたものの実際は一杯だったようで、サルヴェレジーナに差されて2着に終わる。

次走は距離を1,400mに短縮。直線の長い新潟競馬場でハナに立つ大胆な作戦に出て逃げ切り勝ち。ゴール前でドウディに迫られたところでパーンと突き放し、強い勝ち方を見せる。

3戦目は秋の中山開催アスター賞。中山芝1,600mの大外枠。

先行馬にとり不利な条件だったが、ディバインコードはスタート後に大外からポジションを取り、道中は外々を回る2番手を走る。

スタミナ切れの不安を感じさせず終いまで脚を使い優勝。新馬戦で敗れたサルヴェレジーナを4着に退け2連勝で京王杯2歳ステークスに臨む。

京王杯2歳S ディバインコード

ディバインコードはパドックを余裕たっぷりのテンションで周回する。脚の運びが優雅でパドック映えするから仕上がりが良く見える。

実際ここまで2,1,1着と来ているのでデキは良いはず。

京王杯2歳ステークス。これまでより相手が手強くなっているが全く見劣りしない。

人気はレーヌミノルが1番人気、次いでコウソクストレート、モンドキャンノと続き、ディバインコードは13頭立て4番人気に支持される。

ディバインコード 京王杯2歳S002

鞍上は栗田博憲厩舎の馬によく乗ってくれる柴田善臣騎手。新馬戦から変わらず手綱を取ってくれているので、ディバインコードに対する理解は深いものと思われる。

ここまで強気の先行策で結果を残してきているが、東京コースで相手強化。中団辺りに付けて慎重なレース運びなんかどうだろうかと思ったが、柴田善騎手であればどこに位置しても何とかしてくれるだろう、と余計な事は考えないことにした。

ディバインコード 京王杯2歳S003

レースはこれまで同様に先行策。しかし今までと違って周りの馬も速いので予断の許さない展開に見える。

府中の直線、各馬スパートしてディバインコードが馬群に飲まれる。

しかし飲まれても崩れない。しぶとく駆けているうちに周りの脚色が悪くなる。

ディバインコード 京王杯2歳ステークス004

モンドキャンノとレーヌミノルが抜けた後ろで、3番手集団が団子状態になってゴールイン。

ディバインコードは渋太く脚を使い団子の先っぽでゴール。見事に3着に入った。

理想を言えば京王杯で2着以内に入り本賞金を稼ぎたかったが、今後のオープン競走でやっていける手ごたえを掴めたので合格点のレースだったといえる。

アスター賞で強い競馬をしてくれたので、中山のマイル戦あたりでオープン勝ちを決めて欲しいと思う。

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