ノルマンディーOC 3次募集馬評価 血統分析

ノルマンディーオーナーズクラブ2016-2017年シーズン3次募集の馬が発表されました。

前からチェックしていた馬の募集が今回も無かったのは残念でしたが、募集馬の血統は中々見所があります。

昨年の3次募集はもちろん、今季の2次募集と比べても互角以上のクオリティです。

私の血統的な好みはNo.33シャルマンレーヌの15です。

出資は血統の他に厩舎、馬体、金額を考慮した総合的判断になるのでNo.33に即決出資とはなりませんが、動画や他会員の評判等を見て良さそうであれば踏み込んで考えたいと思います。

以下は今回の3次募集馬の血統分析です。お時間ございましたらご覧ください。


No.31 ラズワルド基本情報

募集総額(円) 10,800,000 生年月日 2015/05/28
一口あたり(円) 27,000 体高(cm) 154.0
 ジャングルポケット 胸囲(cm) 176.0
ガトーショコラ 管囲(cm) 20.0
母父  フジキセキ 馬体重(kg) 470
性別  牡 測尺は2017/04/12
生産者  石田英機
調教師  清水英克
活躍兄姉  ルルパンブルー
備考  三次募集

全姉に2007年カンナステークス(OP芝1,200m)と同年フェアリーステークス(G3芝1,200m)優勝、翌年2008年ファルコンステークス(G3芝1,200m)3着のルルパンブルーがいる。全兄姉は他にも複数頭いるが、皆地方ダート短距離を主戦場としている。今回ノルマンディーで中央所属として募集するという事は中々の出来にあるということだろうか。

配合はNasrullah7*7*6*7×8*7*6*8*9が主導。NasrullahがNorthern DancerやHail to Reasonを取り込む格好に。スピードに特化した点とシンプルにまとめられている点が大きな長所。順調に成長すれば2歳から活躍できそう。全姉が2歳重賞を勝つのも納得のいく配合。

適性は平坦芝短距離。早期完成型の馬だから他馬の成長前に稼ぎきりたい。


No.32 オートヴィル基本情報

募集総額(円) 12,000,000 生年月日 2015/05/10
一口あたり(円) 30,000 体高(cm) 158.0
 アイルハヴアナザー 胸囲(cm) 180.0
 シチリアーナ 管囲(cm) 21.0
母父  メイショウオウドウ 馬体重(kg) 482
性別  牡 測尺は2017/04/12
生産者  岡田スタッド
調教師  松山将樹
活躍兄姉  なし
備考  三次募集

兄姉に活躍馬はなし。オートヴィルは二番仔。

プリンセスオリビア、Lyphardクロス、サンデーサイレンスの3点セットを持つ馬と言えばトーセンラーとスピルバーグが有名で、当馬もこれら3点セットを持つ。

当馬はLypahrd6×4からのNorthern Dancer6*7*6*6×5*5がおそらく主導となるが、見た目より結合は甘い。またHail to Reason、Raise a Native、Never Bendらの主張が強く、血統全体のまとまりは一息。さらにスピード、スタミナ系の血とLyphardの連携が不十分。したがって勝ち上がるに連れて芝でのスピード不足を露呈するかもしれず、最終的にダートを主戦場とするタイプとなる可能性がある。

仕上がりにくさはあるが完成は早く、デビューするだけなら2歳のうちにできそう。当馬は切れる脚は無いと思われるので先行して粘り込む形を身に付けたい。


No.33 ラフカディオ基本情報

募集総額(円) 10,000,000 生年月日 2015/03/14
一口あたり(円) 25,000 体高(cm) 158.0
 ノヴェリスト 胸囲(cm) 187.0
 シャルマンレーヌ 管囲(cm) 20.0
母父  ダンスインザダーク 馬体重(kg) 519
性別  牡 測尺は2017/04/12
生産者  岡田スタッド
調教師  矢野英一
活躍兄姉  なし
備考  三次募集

兄姉に活躍馬はいない。良い配合に見える半兄レーヌドコロール(父ハービンジャー)が20戦0勝なのが気掛り。

当馬はNijinsky5×4を中心としたまとまりの良さが長所。Menowのスピードと米系のスタミナが生きている。

ドイツ系種牡馬のワークフォース産駒が日本の硬い馬場に泣かされているのでノヴェリスト産駒もダートを使われることになるかも。そうなればダートを得意とする厩舎なので、この馬の個性を存分に引き出してくれそうだ。

デビューは早くてもスピード不足に泣かされて勝ち上がりは3歳以降か。ダート中距離で先行して粘り込むタイプ。


No.34 シュネルスト基本情報

募集総額(円) 11,600,000 生年月日 2015/03/21
一口あたり(円) 29,000 体高(cm) 161.0
 タイキシャトル 胸囲(cm) 186.0
 シンシンパッション 管囲(cm) 21.0
母父  ヘクタープロテクター 馬体重(kg) 508
性別  牡 測尺は2017/04/12
生産者  藤本牧場
調教師  栗田博憲
活躍兄姉  ホットファッション
備考  三次募集

半姉ホットファッション(父スペシャルウィーク)は2戦目で勝ち上がった後の3戦目サフラン賞を10番人気で勝ち連勝。翌年のクラシック前哨戦に出走した。

当馬はNearcoとHyperionで全体をまとめる配合で主導はNearctic6×4*7になる。Northern DancerとNearcticの位置が部分的に逆さになっているのが懸念材料。スピードはMahmoudとNasrullahから。スタミナはPrince Quilloから補給できているかもしれないが不十分。3次募集の中で最もスピード豊富で、短距離戦で活躍する姿が想像できる。

順調に育てばデビューは早い。他馬成長前に芝ダート問わず短距離で稼ぎたい。


No.35 オンファサイト基本情報

募集総額(円) 7,600,000 生年月日 2015/05/10
一口あたり(円) 19,000 体高(cm) 158.0
 ブラックタイド 胸囲(cm) 183.0
 ミラグロレディ 管囲(cm) 19.5
母父  マイネルラヴ 馬体重(kg) 462
性別  牝 測尺は2017/04/12
生産者  中村雅明
調教師  杉山晴紀
活躍兄姉  なし
備考  三次募集

兄姉に活躍馬はいない。

Lyphard4×5、Northern Dancer5×4のたすき掛けクロスとHail to Reason4×6、Turn to5*7×7のクロスでHaloとAlzaoを強調した配合。日本の馬場に合う血を生かす意図が窺えるので、安馬だがそこそこ頑張ってくれそう。主導の結合の甘さと位置が部分的に逆さになっているのが懸念材料。

デビューはやや早く順調ならば2歳戦から大丈夫。適性はおそらくダート中距離。自分でレースを作れるタイプではなく、着を拾って稼ぎたい。


No.36 ラクシュミー基本情報

募集総額(円) 8,800,000 生年月日 2015/05/14
一口あたり(円) 22,000 体高(cm) 156.0
 シニスターミニスター 胸囲(cm) 179.0
 ワイエムサチ 管囲(cm) 19.5
母父  タバスコキャット 馬体重(kg) 436
性別  牝 測尺は2017/04/12
生産者  浦河小林牧場
調教師  斉藤崇史
活躍兄姉  オウケンゴールド
備考  三次募集

半兄オウケンゴールド(父ワイルドラッシュ)は中央で3勝。最高位は1000万特別で8着。兄姉は全部で4頭いて、オウケンゴールドと未出走馬2頭と辛うじて1戦した馬が1頭。無事にデビューできれば何とかなりそうな予感がする。

Secretariat5×5を起点としてBMSタバスコキャットを強調する配合。NasrullahとPrince Quilloを持ついわゆるナスキロ配合の血をこれでもかと集めている点に生産者のこだわりを感じる。

My Babu、Menowのスピードが期待できそう。シニスターミニスター産駒のイメージ通りダート7~9ハロンが向く。デビューは早そうだが勝ち上がりに時間を要すると思われる。

なお生産者は5年連続シニスターミニスター×ワイエムサチの配合にチャレンジしている。父母の相性は良いと思うので是非成功して欲しい。


No.37 ヴォルパンテール基本情報

募集総額(円) 28,800,000 生年月日 2015/04/25
一口あたり(円) 72,000 体高(cm) 158.0
 Kittenn’s Joy 胸囲(cm) 181.0
 Harlan’s Panther 管囲(cm) 19.5
母父  Harlan’s Holiday 馬体重(kg) 458
性別  牝 測尺は2017/04/12
生産者 Kenneth L.Ramsey &

Sasrah K.Ramsey

調教師  高木登
活躍兄姉  なし
備考  三次募集

外国産馬なので兄姉情報は無い。同じ高額マル外牝馬でも1つ上のブランメジェールとは別のタイプと考えられる。

Northern DancerとHail to Reason~Turn toの勢力が拮抗したのはマイナスだが、Sadler’s Wellsへの集合力と結合力は中々のもので、欧米の血を上手に取り込めている。

スピードはNashua、Pharamond(=Sickle)、Black Tony、Blue Larkspurなどから。スタミナはTraceryを通じてPrince QuilloとAlibhai、そして米系のBull Dog(Sir Gallahad)などから。

芝ダート問わず中距離の適性が高い。3歳前半から活躍でき、開花後は安定した成績を残すと思われる。厩舎は地方交流重賞で実績を残しているので、そのノウハウを活かして関東オークスを狙いたい。

前脚を放り出すようなフォームで走るのはイシノショウジの14のデビュー前と似ており、ひょっとしたら脚が水っぽい可能性も。馬体の見方に精通している人の意見を参考にしたい。


 

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