ノルマンディーオーナーズクラブ 2017年産4次募集馬評価

こんばんは。ノルマンディーOC4次募集馬の評価を載せました。今回の募集馬は全てOBCとHBAトレーニングセールで落札した馬で、大方の予想通りだったと思います。岡田スタッド産は入って来ませんでした。

ではいつものように血統中心の評価になります。皆さまの出資馬検討のお役に立てば幸いです。


No.44 キシュウグラシアの17基本情報

募集総額(円) 19,600,000 生年月日 2017/04/24
一口あたり(円) 49,000 体高(cm) 159.0
 フレンチデピュティ 胸囲(cm) 179.0
キシュウグラシア 管囲(cm) 20.5
母父 フジキセキ 馬体重(kg) 482
性別 測尺 2019/06/28
生産者 日西牧場
調教師 尾形和幸
活躍兄姉 なし
備考 四次募集

本馬は3番仔。半兄トーセンテキーラ(父パイロ)は中央未勝利で2着2回の成績。メイショウサンキチは母は違うが同血で、中央2戦0勝、地方53戦13勝の成績。

本馬はLady Angela~HyperionとAmbiorixそれにNearcoを使って全体をまとめて、父父内にあるVice Regentにクロスを集める配合形態。

本馬の配合的特徴はBlandford~Swynford系のスタミナをきっちり活かした点にあり、スピード負けの不安はあるものの、しぶとさと古馬になってからの成長力が期待できる。未知数なのはNorthern Dancer系の中では地味なVice Regentを強調してどこまで戦えるか。

おそらくダート中距離が合う。タフな血統なので、数を使いたいノルマンディーOCの方針にマッチしている。仕上げ易い晩成型。成績にムラが出るタイプ。中央未勝利戦を勝てなくても地方で3勝して中央へ戻ってくる可能性は低くない。出戻ってからが勝負。

【サウンドトゥルーとは違います】

サウンドトゥルーはダート系のスピードが豊富に生きている上にPrince Quilloの成長力が加わっています。父とBMSは同じなのでダート適正は高いと思いますが、母母が別馬なので別個性の馬だと思います。なおスタミナはキシュウグラシアの17のほうが豊富です。


No.45 シャインパーミットの17基本情報

募集総額(円) 29,600,000 生年月日 2017/06/10
一口あたり(円)  74,000 体高(cm) 165.0
 スクリーンヒーロー 胸囲(cm) 189.0
シャインパーミット 管囲(cm) 21.0
母父 ファルブラヴ 馬体重(kg) 510
性別 測尺 2019/06/28
生産者 上野正恵
調教師 渡辺薫彦
活躍兄姉 なし
備考  四次募集

本馬は3番仔。中央デビューは本馬が2頭目。半姉シャインマスカット(父ナカヤマフェスタ)は中央で3戦して15,15,16着の後に笠松へ移籍。

本馬は前面にサンデーサイレンス3×3の過激なクロスを持つが、それを除けばNorthern DancerとHail to Reasonが全体のまとめ役として働くクラブお馴染みの配合形態。本馬はHyperionとMahmoudを豊富に持つのでサンデーサイレンスクロスが最前列に構えるのはプラス。

デビューは早く、芝のスピードタイプ。ご先祖のプライムステージあるいは祖母レミニセンス級の活躍ができれば大成功。近親度が強いので体調管理が鍵となる。まずは中央1勝が大目標。

【ナベクニセンセイ】

随分前の話ですが、渡辺薫調教師は厩舎のお年賀(だったかな?)のタオルをノルマンディーカラーにしましたとアピールされた素敵なセンセイです。キタノシラユリの17が募集中止になってしまいNo,Normandy状態でしたがここで良い馬を管理される事になりました。


No.46 Blading Gold Ringの17基本情報

募集総額(円) 26,400,000 生年月日 2017/04/23
一口あたり(円) 66,000 体高(cm) 158.0
Lemon Drop Kid 胸囲(cm) 180.0
Blading Gold Ring 管囲(cm) 20.0
母父 During 馬体重(kg) 476
性別 測尺 2019/06/28
生産者 米国
調教師 菊沢隆徳
活躍兄姉  なし
備考 四次募集

本馬は2番仔。初仔Morally Inflexible(騙馬/父Candy Ride)は米国で9戦3勝(3-1-4-1)の成績。半兄(騙)はBlushing GroomとMr.Prospectorクロスを前面に作り、Northern Dancerが6,7代目に下がる珍しい血統をした馬。

本馬はMr.Prospectorの早熟性とスピード能力をBold RulerとBuckpasserが補完及び補強して母母父Seeking the Goldにクロスを集める配合形態。Sir Gaylordクロスは余計だが、それ以外はしっかりした内容。

デビューは早い。ダート中距離あたりが適性距離か。仕上げ難さと安定感の無さに悩まされると思われるが、クラブ所属馬で結果を残している調教師を信じたい。Northern Dancerの影響を薄め、米系の馬力を押し出した珍しいスタイルに注目。

【レイデオロ?】

Seeking the Goldにクロスを集める形態は日本ダービー馬レイデオロと同じで、ひょっとしたらダート版レイデオロになれるかも??アメリカでの育成と空輸のダメージがどれくらいなのか。北海道で立て直すのにどれだけ時間を要するかが鍵だと思います。


No.47 アリゲーターアリーの17基本情報

募集総額(円) 10,400,000 生年月日 2017/03/21
一口あたり(円) 26,000 体高(cm) 159.0
ブラックタイド 胸囲(cm) 186.0
アリゲーターアリー 管囲(cm) 19.5
母父 Gone West 馬体重(kg) 458
性別 測尺 2019/06/28
生産者 ヒサイファーム
調教師 吉村圭司
活躍兄姉 なし
備考 四次募集

本馬は7番仔。半兄ウエヲムイテアルコ(父マンハッタンカフェ)は中央ダート1700mで2勝。半姉エバーグレーズ(父シンボリクリスエス)、半兄ゴッドバローズ(父ステイゴールド)はそれぞれ中央1勝。今回の4次募集で中央実績のある血統背景の馬はこの馬。

本馬はNorthern DancerとHail to Reasonが全体のまとめ役として働くクラブお馴染みの配合形態。いつもと異なるのは4,5代目に2つあるSecretariatの存在によりその母Something Royalの影響が強くなっている点。そのためNorthern Dancer、Hail to Reason、Something Royalの3つの血が主張して何を強調したいのかが分かり難くなってしまった。

本来ならばデビューの早いタイプだが、4次募集馬なので立て直し等に時間をかけると考えられ、デビューは2歳冬以降にずれ込みそう。芝ダート兼用だがスタミナ優位なのでダート中距離あたりを使われる事になるかも知れない。

【初の吉村調教師】

ノルマンディー期待のG1トレーナー。2019年もリーディング34位、勝率1割超え(2019/07/05現在)と好調です。吉村先生、この馬が勝ち上がるまで転厩させないで下さいね。



最後まで読んでいただき

セリで競りかけられたため4次募集馬は全体的に値付けが高めです。大処分市のようなHBAトレーニングセールで1歳サマーセールのような落札価格になってしまったのはクラブも誤算だったと思います。募集馬には何の罪もありませんが、価格に見合う激走をお願いしたいと思います。

キシュウグラシアの17はノルマンの面倒見の良さで素質を開花できるかが鍵になると思います。悪い馬ではありません。

シャインパーミットの17は1日でも早くデビューして賞金を稼がないと・・・、といった感じです。募集総額960万円であれば焦る必要は無いですけど、2,960万円ですからね。

Blading Gold Ringの17は価格が高いですが、それなりに楽しめる馬だと思います。

アリゲーターアリーの17は新規入会者にピッタリの馬だと思います。一口26,000円で1つ勝って長く楽しめそうです。安くて直ぐに結果が出る。大切な事です。

ありがとうございました。

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