シシオウ基本情報
募集総額(円) | 9,600,000 |
一口あたり(円) | 24,000 |
父 | サムライハート |
母 | イシノショウジ |
母父 | サクラユタカオー |
性別 | 牡 |
生産者 | 棚川光男 |
調教師 | 斉藤崇史 |
活躍兄姉 | カクスストレングス、スズノハミルトン、シルクマイベスト |
備考 | 二次募集 |
シシオウは父サムライハート母イシノショウジの血統。
父サムライハートはサンデーサイレンスとエアグルーヴの間に生まれた良血馬で、現役時代は中央で5戦3勝を収める。産駒は短距離から2,600mの長距離戦までの距離で活躍している。
エアグルーヴの血を持つ一族はHyperionとNasrullahの両方を強調する馬が活躍している。代表馬にルーラーシップとドゥラメンテがいる。
イシノショウジはサクラユタカオー、ブレイヴェストローマン、ノーザンテーストの血を持つ。
サクラユタカオーの父テスコボーイはHyperionとNasrullahを持ち、さらにサクラユタカオー内にはNever Say Die~Nasrullah、ブレイヴェストローマンはNeverbend~NasrullahといずれもNasrullah系だ。そしてイシノショウジはHyperionを2つ持つノーザンテーストの血を持っていてるから、HyperionとNasrullahの集合体のような配合といえる。
シシオウはNever Say Die、Big Game、Hyperionがクロスし、それらの血を持つダイナカールとサクラユタカオー内に血が集まった配合となる。
募集価格は960万円という安馬だが潜在的なスピード能力は確かで、新馬戦の7番人気はいささか見くびられた評価だった。
476kgの馬体は画面越しに見るとギリギリに映った。パドックでは気負っていたが踏み込みは良かったように思った。
レースではゲートが開いてからの加速が良く、ハナに立つ勢いだったが、それを制して圧倒的1番人気のミラアイトーンがハナを奪う。
道中はスローペースになったがシシオウは折り合いを欠くことなく2番手を追走する。
4コーナー手前から一気にペースが速くなり、ミラアイトーンとシシオウの一騎打ちの様相になる。
直線に入ってもミラアイトーンとシシオウは全く譲らず、何とか交わそうとするシシオウをミラアイトーンが振り切りゴールイン。シシオウは0.1秒差の2着に終わった。
結局1度も抜かせなかったミラアイトーンの能力の高さが目だったレースだったが、シシオウの競馬センスの高さも中々のものだった。