ディバインコード基本情報
募集総額(円) | 13,200,000 |
一口あたり(円) | 330,000 |
父 | マツリダゴッホ |
母 | ツーデイズノーチス |
母父 | ヘクタープロテクター |
性別 | 牡 |
生産者 | 岡田スタッド |
調教師 | 栗田博憲 |
活躍兄姉 | ワンスインナムーン |
備考 | 一次募集 |
ディバインコードは7月に福島芝1,800mでデビュー。
余裕ある手応えで4角を回ってきたように見えたものの実際は一杯だったようで、サルヴェレジーナに差されて2着に終わる。
次走は距離を1,400mに短縮。直線の長い新潟競馬場でハナに立つ大胆な作戦に出て逃げ切り勝ち。ゴール前でドウディに迫られたところでパーンと突き放し、強い勝ち方を見せる。
3戦目は秋の中山開催アスター賞。中山芝1,600mの大外枠。
先行馬にとり不利な条件だったが、ディバインコードはスタート後に大外からポジションを取り、道中は外々を回る2番手を走る。
スタミナ切れの不安を感じさせず終いまで脚を使い優勝。新馬戦で敗れたサルヴェレジーナを4着に退け2連勝で京王杯2歳ステークスに臨む。
ディバインコードはパドックを余裕たっぷりのテンションで周回する。脚の運びが優雅でパドック映えするから仕上がりが良く見える。
実際ここまで2,1,1着と来ているのでデキは良いはず。
京王杯2歳ステークス。これまでより相手が手強くなっているが全く見劣りしない。
人気はレーヌミノルが1番人気、次いでコウソクストレート、モンドキャンノと続き、ディバインコードは13頭立て4番人気に支持される。
鞍上は栗田博憲厩舎の馬によく乗ってくれる柴田善臣騎手。新馬戦から変わらず手綱を取ってくれているので、ディバインコードに対する理解は深いものと思われる。
ここまで強気の先行策で結果を残してきているが、東京コースで相手強化。中団辺りに付けて慎重なレース運びなんかどうだろうかと思ったが、柴田善騎手であればどこに位置しても何とかしてくれるだろう、と余計な事は考えないことにした。
レースはこれまで同様に先行策。しかし今までと違って周りの馬も速いので予断の許さない展開に見える。
府中の直線、各馬スパートしてディバインコードが馬群に飲まれる。
しかし飲まれても崩れない。しぶとく駆けているうちに周りの脚色が悪くなる。
モンドキャンノとレーヌミノルが抜けた後ろで、3番手集団が団子状態になってゴールイン。
ディバインコードは渋太く脚を使い団子の先っぽでゴール。見事に3着に入った。
理想を言えば京王杯で2着以内に入り本賞金を稼ぎたかったが、今後のオープン競走でやっていける手ごたえを掴めたので合格点のレースだったといえる。
アスター賞で強い競馬をしてくれたので、中山のマイル戦あたりでオープン勝ちを決めて欲しいと思う。