アナザートゥルース基本情報
募集総額(円) | 28,800,000 |
一口あたり(円) | 72,000 |
父 | アイルハヴアナザー |
母 | キョウエイトルース |
母父 | フジキセキ |
性別 | 牡 |
生産者 | 岡田スタッド |
調教師 | 高木登 |
活躍兄姉 | サウンドトゥルー |
備考 | 一次募集 |
アナザートゥルースは半兄にJpn1馬サウンドトゥルーがいる良血馬で管理厩舎は高木登調教師というノルマンディー期待の1頭である。アナザーの募集総額は28,800,000円で、これは2014年産(2015年度募集馬)の中で2番目の高さとなる。
ノルマンディーファームと小野町育成時は左膝の不安と馬っ気の強さを心配される。高木厩舎に入厩したのは3歳1月そしてデビューは3月のダート1800m戦となった。
新馬戦は終始窮屈な位置で走らされる展開となったが、直線における大野騎手の良い進路取りと仕掛けによってキャロットクラブのサンラファエルをクビ差抑えて優勝。つづく中山500万下ダート1800m戦は超のつくスローペースで後続を封じてまんまと逃げ切り。2戦2勝と期待どおりの結果を残して青竜ステークスに臨むことになった。
青竜ステークスのパドック。これが3歳ダートオープンのパドックと思わせる横一線ぷりで、10回走れば10回勝ち馬が変わるのではなかろうか。
あまりの混戦ぶりにアナザートゥルースはその他大勢の馬の中に埋没していた。
アナザーはここまで混戦を制してきたわけだからここも何とかしてくれるだろう。心情的にアナザートゥルースを応援していたが、さすがに馬券は買えなかった。
レースでアナザートゥルースは中団を追走し直線はキレ負けし14頭中10着に敗退。アナザーの兄サウンドトゥルーは古馬になって真価を発揮した晩成の馬。おそらく弟も晩成タイプと思うので、この結果は気にしないでいいと思う。仕上がり早の馬とは完成する時期が違うわけだから。
プラチナムバレットとシシオウが故障で離脱。ディバインコードとアリンナは秋に備えて放牧。そしてアナザートゥルースが壁に阻まれ敗退。
春先から吹き続けていたノルマンディー旋風は止み、夏の始まりを感じる。春の功労馬にはゆっくり休んでもらいたい。
夏はデスティニーソングや4歳馬エーデルメイシュあたりが頑張ってくれそうな気がする。ノルマンディーのアツい夏を期待したい。