ブランメジェール基本情報
募集総額(円) | 44,800,000 | 生年月日 | 2014/05/21 |
一口あたり(円) | 112,000 | 体高(cm) | 156.0 |
父 | Hansen | 胸囲(cm) | 186.0 |
母 | Debit or Credit | 管囲(cm) | 20.0 |
母父 | Cat Thief | 馬体重(kg) | 470 |
性別 | 牝 | 測尺は2016/06/29 | |
生産者 | 米国 | ||
調教師 | 高木登 | ||
活躍兄姉 | なし | ||
備考 | 五次募集 |
ブランメジェールはノルマンディーオーナーズクラブ2016年度5次募集の大物助っ人外国馬だ。父Hansenはどういう馬か良く分からないが、プロレスラーのスタン・ハンセンのテーマ曲に合わせてダートコースを爆走するプロモーション動画から想像するにダート馬ではなかろうか。
ブランメジェールはデビューから2戦目まで芝のレースに出走して3着16着の成績を残しダートへ転向。一息入れた後の復帰3戦目で初勝利を挙げる。
実はブランメジェールが勝った当日、私は現地にいた。力上位で回ってくるだけで勝ってしまったような競馬だったのを覚えている。
先頭を行く馬を捉えた瞬間に勝利を確信できた強い競馬だった。これならば昇級緒戦も勝負になると思い3か月後の昇級戦も心に余裕を持って観戦していた。残り100mまでは本当に強かったが最後に大失速して3着に敗退。馬には負けなかったが距離の壁に負けたような内容。そして今回距離を100m短縮して500万クラス2戦目となる。もう負けるわけにはいかない。
この日の福島は最高気温35.3℃を記録する暑い1日だった。福島競馬場のパドックは東京競馬場と違い熱のこもりやすい造りになっていて、寒い日は非常に助かるのだが、この日のように午前中からカンカン照りの天気になると8レースの頃になると息苦しさを覚えるような暑さとなる。
パドックを周回する馬たちは軒並み苦しそうに見えたが芦毛のブランメジェールはどこか涼しげに見える。もっとも本人(馬)は苦しいかもしれないが。
さてレースではブランメジェールがスタートで出足が付かず進路を閉じられ中団待機策になる。中団の内というダート競走では一二を争う悪いポジションだがブランメジェールはやる気を失わない。これはイケるかもしれない。
前を射程圏に捉えて直線のラストスパート。力強いフットワークで前に迫るが前を行くリンガスウーノがしぶとい。
リンガスに手を焼いている内に後ろから来たホウオウマリリンに差されてしまい結局3着に。単勝2.0倍の支持を裏切る形となってしまった。
ただ負けはしたものの戦法の幅が広がる収穫多き一戦だった。次も確勝級なので引き続き期待したい・・・、ところだったが8月あたまに左後肢の膝蓋を負傷してしまう。これといった治療法が無いため安静プラス経過観察しかできない現状。
白く筋肉質な馬体は個性豊かで応援したくなる。また競馬場で応援したいので何とか戻ってきてほしい。