こんばんは。
ジャパンカップ当日の東京競馬場の芝は時計が出る馬場でした。8R1000万下の芝1800mで1:44.7で、10Rの1600万下の芝1800mは前半が超スローだったため1:46.7で決着しましたが、ラスト3Fが10.9-10.9-11.3の超高速ラップ。そんな馬場状態のジャパンカップでキセキが前半から速いラップを刻めば2:20.6のような変てこりんな勝ち時計は出ます。野球で言えば、主催者がスピードガンをちょっといじり、投手が150km超えのストレートを連発する試合にしたようなものでしょう。興業主としては分かり易い演出が出来たし、生産者としても分かりやすい売り文句が出来た。ファンも珍しい物が見れて満足しているでしょう。
勝ち時計は変でもレースは見所多き好レースでした。玉砕覚悟の川田将雅の逃げがキセキの潜在能力を引き出し、門別から来たハッピーグリンと服部騎手は正々堂々と戦って7着に入るなど、大舞台で自分自身に打ち克った馬が何頭もいました。1頭1頭にドラマがあった素晴らしいジャパンカップだったと思います。レース映像を繰り返し見れば今年のジャパンカップの面白さをもっと発見できるかもしれませんね。
勝ったアーモンドアイを管理しているのはホクセツダンスの17を管理する国枝大先生です。アーモンドアイで燃焼してしまいノルマンの馬に回す余力がないなんて話は・・・、無ければいいですね。
今週のトピックス
JRAから各種発表。
(1)本賞金の計算に変更がありました。従来と比較するのが面倒なので説明は省かせていただきます。
(2)女性騎手の減量の特例が2019年度より施行されます。内容は平場で-2kg、減量騎手の場合-4kgまでとなります。秋競馬の平場で3歳牝馬に藤田菜騎手が乗ると51kgになるって事ですか。男性騎手受難の制度変更です。気合で乗り切ってください。
(3)秋季競馬で3歳未勝利の廃止。いわゆるスーパー未勝利の廃止となり夏競馬からサバイバル未勝利の火蓋が切られます。ノルマンディーには辛いルール変更です。
(4)3歳以上の未出走馬・未勝利馬が新馬戦を除く平地競走で3走連続して9着以下であった場合2ヵ月間平地競走に出走できないことになりました。現3歳募集馬ですとベラソヴラーノ、クグロフ、オートヴィル、ラヴノット、ブライターデイズ、ヴォルパンテール、シュネルスト等が該当・・・、って多いなあ。
なんとなくノルマンディーOCを狙い撃ちしたようなルール変更と感じてしまうのは被害妄想が過ぎるのでしょうか。岡田スタッドさんが今回の変更になにくそと発奮して強い馬を沢山輩出してくれると嬉しいですが、怒って上手く行くほど馬産は単純じゃないですからね・・・。
今週の地方指定交流競走
笠松7Rムーンフォース4着
詰めの甘さは個性。ムーンフォース4着。
この日のムーンフォースは番手抜け出しを図り先頭に立ちかけると、そこから加速してくれない。モタつく間に外から伏兵に来られて4着でゴール。折り合いはつくし追走にも苦労していない。万年優勝候補の無冠(未勝利)の帝王といったところでしょうか。毎度優勝が期待できて面白いとポジティヴに受け止めて、優勝の瞬間を気長に待つしかないですかね。
笠松2Rコーラルフィーユ 優勝
コーラルフィーユ待望の初勝利。
コーラルフィーユは序盤でハナに立ちそのまま逃げ切り勝ち。直線入り口で好位の馬たちが後退したときは思わず力が入りました。出資者の皆様おめでとうございました。いやあムーンフォースのほうが先に1つ勝つと思ってましたけど巡り合わせですね。次の話をすると、勝ち時計は1:31.3で今開催の同条件では後ろから数えたら早い成績ですから、ここから更に稽古を積む必要がありそうです。もし中央復帰が叶えば1口15,000円の馬として大成功と言えるでしょう。
浦和9Rリルティングインク2着
リルティングI惜しくも2着。
単勝1.8倍の大本命シークレットアリアが逃げ切り勝ち。リルティングインクはインコースをピッタリ回り、4角で見事なコーナリングを見せて2番手に抜け出し、最後はシークレットアリアをクビ差まで追い詰める善戦で2着となりました。荒武者、リトルFumio、この日は南関の乗れるジョッキー瀧川騎手の好騎乗に尽きるでしょう。浦和は大概外マクリで勝負しますから、内をすくう奇策とそれを遂行した高い技術に拍手です。
園田2Rプティリュシオル2着
Pリュシオル、負けて強しの2着。
積極的にハナを切るも番手に厳しくマークされる流れに。しかし直線で番手の馬に差されるどころか突き放す強い走りを披露。結果的に3番手の馬に油揚げをさらわれてしまいましたが、収穫十分の2着だったと思います。次が楽しみですね。
今週の中央競馬
土曜東京1Rクリスタルアワード2着
G前するりと逃げた勝利、Cアワード2着。
PL学園がKKコンビならばノルマンディーは圭圭コンビだ!メイクデビューで3着とまずまずのスタートを切ったクリスタルアワード(美浦・伊藤圭厩舎)が同条件の未勝利戦に戸崎圭騎手を迎えて出走。道中中団待機、直線はそろっと外へ出して追い出しの機を窺い、溜めに溜めてからスパート。まずまずの伸び脚で先頭に立ち、見事2戦目で勝ち上がりと思いきや伏兵Hennigにゴール前で交わされて2着。敵に回すと恐ろしい内田博騎手に上手い事やられてしまいました。次に期待です。
日曜東京1Rソルパシオン7着
ジョッキーは反省を口にするが現状できることはやった。ソル7着。
終始後方のインコースで進めてバテた馬を交わして7着。残り300m辺りから馬群がばらけたので、脚が残っていればそこから伸びたはずで、それがなかったという事は現状出せる力は出し切ったんだと思います。飛節後腫という厄介そうな爆弾を抱えながらの調整は大変だったと思うので、陣営の努力と工夫に感謝です。
最後まで読んでいただき
早いもので来週末はもう12月ですね。12月1日(土)はアナザートゥルースが出走を控えています。先週この世を去った同期ディバインコードの分まで全力疾走して欲しいと思います。メイクデビューはルルド、エンシャントロア、ひょっとしたらホーリーラインが出走を控えています。クラブを牽引するホープとなれば・・・、いいですね。
ありがとうございました。
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