こんばんは。
皐月賞は直線でサリオスとの一騎打ちを制したコントレイルが優勝しました。
コントレイルは皐月賞では不利と言われる最内枠からのスタートで、道中はこれまで経験した事の無いラチ沿いの後方。しかし鞍上の福永騎手が3角過ぎに外へ持ち出して大外を捲り上げて、直線は走りやすい大外を通り勝ち切りました。福永騎手はこれまで何度も皐月賞で人気を背負ってレースをしてきた経験があり、今日はその経験の積み重ねが生きたように思います。
2着のサリオスは道中ロスなく進め、直線は真ん中を通るコース取りで、レーン騎手はほぼ完璧に騎乗したように見えました。これで1/2馬身差の2着なのは、直線の馬場の傷み具合、現状の完成度の差、中山コース適性、これらの要因が絡み合った結果でしょう。日本ダービーで巻き返しは十分有り得るので、馬券検討時に軽視はできません。
3着以下は勝ち馬から0.7秒離されてしまい、日本ダービーまでにこの差を埋めるのは難しいのかなと・・・。コントレイルとサリオスの間に割り込むのは別路線組・・・、ひょっとしたらデアリングタクトが割り込んでくるかもしれません。それにしても今年のクラシックは無観客が恨めしいくらい見応えのあるレースが続きました。次のオークス、日本ダービーも期待せずにはいられません。
さて、皐月賞の裏開催となったアンタレスSに、ノルマンディーOCの現役大将格であるアナザートゥルースがさりげなく出走し、7番人気の低評価を覆し2着に入る健闘を見せました。健闘と書きましたが、昨年3月から重賞を走り続けて掲示板を外したのはみやこSの1度のみの実力馬で、昨年のアンタレスSの勝者です。妥当な結果とも言えるでしょう。
ノルマンディーの馬の活躍はメイン以外でも見られ、コーラルティアラとアレスが優勝しました。
コーラルティアラは中山未勝利戦ダート1200mに出走。1番人気ヤサカパフィーと2番人気シェーネメロディが前でやり合って前半3Fは33.7秒の急流に。この速い流れを他の先行馬が深追いする形となり、先行集団の直後を走るコーラルティアラに勝ってくださいと言わんばかりの流れとなりました。コーラルティアラは5番手で直線を迎えると、前の馬の脚色が鈍るタイミングを見てから追い出す余裕のレース運びで、2着に3馬身差を付けて優勝しました。
勝ち時計は1.11:1、重馬場とはいえ自身の持ち時計を大幅に詰めていますし力を付けています。やや無謀に思えた3月の関西遠征が結果に繋がって良かったと思います。出資者の皆さんおめでとうございます。
アレスは今年から追い込み脚質に転向したのですが、それが見事に結果に繋がっており、2020年は掲示板率100%の走りを見せています。今日は力の違いを見せつけ、4角で勝利を確信する強い競馬でした。2着に5馬身差は完勝といっていいでしょう。出資者の皆さんおめでとうございます。
今週の日曜日もノルマンDayでしたか。凄い勢いですね。
最後まで読んでいただき
リベリアスハートは美浦でトレーニング中です。前任の上原調教師がガロアクリークで皐月賞に挑み3着。勝ち目のない時はやる気を見せない調教師だと勝手に思い込んでいたのですが8番人気3着の大健闘じゃないですか。リベリアスハートももう少し何とかならんかったのですか・・・、と思わなくも無いですが、馬が違いますからね。
リベリアスハートは自分のペースで成長して、私たちに楽しみを提供してくれたらと思います。
ありがとうございました。
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